結婚式っていろいろなスタイルがありますよね。
地元で親戚や友達を招いてザ・結婚式!
家族水入らずで沖縄とか軽井沢のリゾートもステキ!
だったら、いっそ憧れの海外挙式!
漠然と海外挙式も良いなぁと思うけれど
いざ実現させようとなると正直、それは
「費用次第」というのが本音ではないでしょうか?
海外挙式は、挙式を行う国や同行する招待客など
その形式によって費用がマチマチの為
なかなか費用の相場をつかみにくいのです。
そこで、結婚式を海外挙式を検討するうえで
役に立つ海外挙式の費用の相場について
国別、招待客による形式別の情報をご紹介します。
後半では海外挙式を検討する際に気になる
衣装の手配や帰国後の披露宴についても
お伝えしますので、参考にしてくださいね。
海外挙式の費用相場!先輩カップルたちの平均は?
海外挙式はどのぐらいの費用がかかるのでしょうか?
昨年海外挙式をした先輩カップルたちの
総額の平均費用は 199万3000円
<参考:ゼクシィ海外ウエディング調査2017>
行先のエリアや旅行の内容などによっても
金額は異なりますが、全体的な平均額な金額
として予想と比べてどう思いましたか?
参考までに、先輩カップルたちが
国内で挙式披露宴を行った場合
全国平均の費用総額は約359万7,000円です。
挙式披露宴を国内で行う場合、平均でも70名程の
多数の出席者を招くため高額な費用がかかります。
主要な項目ごとの平均費用を見てみましょう。
・挙式料 1,138,000円
会場使用料や衣装、ブーケ、写真やビデオなど
挙式に関わる費用の総額です。
エリアによって費用が変わり、
ハワイの場合は平均より10万円程高いようです。
・二人の旅費 767,000円
ふたり分の飛行機代とホテル宿泊代の平均額です。
旅行期間は7~8日間が多いようです。
ハネムーンを兼ねた旅行の場合は、
グレードの高いホテルに泊まる人も多いようです。
エリアや日程などによってカップルごとに
金額が大きく差が出ます。
・現地でのパーティ代 244,000円
パーティーへの出席者の平均人数は10名前後で、
挙式会場に近いパーティー会場や
ホテル内のレストランを利用した人が多いようです。
・列席者の旅費負担 697,000円
列席者の旅費を全額または一部負担をした人は
約40%です。旅費を自費で負担してもらう場合
大半の人はご祝儀をはいただかない傾向があります。
・お土産代 72,000円
招待できなかった親族や友人などに手渡すお土産代。
物価の高いハワイやヨーロッパなどのエリアの場合
平均費用が高いようです。
旅費やお土産代など海外挙式ならではの費用は
かかりますが、招待客が少ない分
国内で挙式披露宴を行う場合と比べ平均的な
費用は高くはないようです。
続いて、さらに詳しく国やエリアごとの費用相場も
調べましたので参考にしてくださいね。
海外挙式の費用相場を国別に紹介
海外挙式を行う約67%の人がハワイで挙式を
行っており、次にグアム、アジアのリゾート地
が続いています。
海外で挙式を行う場合は、その国やエリアによって
物価も異なり、会場費やホテルの滞在費用など
様々な費用に差が出ます。
国が違うと費用がどのぐらい変わるのか
海外挙式の国別の費用相場を紹介しますので
ぜひ参考にしてくださいね。
1.ハワイ
1年中温暖な気候で観光やショッピングなど
旅行も楽しめるハワイ。
平均挙式費用は184.9万円
海外挙式を行う7割近くの人が選ぶハワイには
たくさんの挙式会場があり、挙式に関する
費用も幅があります。
観光やショッピングなど挙式以外のお楽しみも
とても充実しています。
滞在費は物価を考えると安くはありませんが
豪華なホテルもたくさんありますので
リゾートステイを存分に楽しむことができます。
こちらで挙式費用を
チェックしてみてくださいね。
2.グアム
ハワイに引き続き人気のグアム。
約3時間で到着できる手軽さが人気の理由です。
平均費用は137.4万円
物価もハワイと比較して安いので
平均費用は全体的に40万円程平均より安いです。
南国らしい雰囲気が手軽に味わえて
予算を抑えたい人や参列者が多い人にも
とても人気があります。
そんな人気のグアム挙式の費用を
紹介しているので参考にしてくださいね。
3.バリ島
ラグジュアリーな気分で旅行も満喫できる
バリ島で行う挙式も人気です。
70万~160万円ほどが相場です。
平均費用は137.3万円
平均費用よりも約60万円ほど安いですね。
物価も安いので現地の滞在費が抑えられます。
リーズナブルなステイからラグジュアリーな
高級リゾートでエステやスパを堪能する方まで
カップルによって現地での過ごし方が異なる為
かける費用にも幅があります。
4.モルディブ
インド洋に浮かぶリゾート地モルディブ。
平均費用の相場は130万~160万円
2人だけまたは少人数で行う結婚式が定番です。
南の島の楽園ムード満点のモルディブは
非日常的な雰囲気にあふれていますね。
モルディヴは1つの島で1つのリゾートが基本。
ホテルによって滞在中の満足度が大きく変わるので
ランク高めのホテルへの利用がおすすめです。
5.タヒチ
ラグジュアリーなリゾートホテルが多いタヒチ。
費用相場は76万円~253万円
2人だけの海外挙式をするカップルの
ビーチサイドの式場やビーチ挙式が多いようです。
透明度の高い美しい海を臨む挙式の後は
ビーチフォトを楽しむにもぴったりですね。
6.セブ島
東京や大阪から直行便で約4時間のセブ島。
2人だけで挙式を行う場合
平均費用の相場は106.5万円~120万円
取扱い業者はまだ多くはありませんが
ハワイやグアムと比べて費用は安いです。
日本人カップルの結婚式もまだ多くはありません。
ビーチリゾートで安く挙式を挙げたい方は
候補地として検討してみるのもよいですね。
アジアのビーチリゾートでの挙式については
下記の記事も参考になります。
⇒海外挙式人気国ランキング!格安リゾートはハワイ以外もある?
7.ヨーロッパ
ヨーロッパを選ぶ人はハネムーンを兼ねた
豪華な旅行を計画する人も多いようです。
中でも人気が高い国はイタリア、フランス、
次いでイギリスが海外挙式に人気です。
平均費用は173.2万円
歴史ある宮殿や壮大な大聖堂などで行う格式ある
挙式は映画のようなロマンティックさです。
ヨーロッパでの海外挙式については
次の記事でも詳しい情報が見れますので
参考にしてみてくださいね。
8.オーストラリア
世界遺産認定の場所も多い雄大な自然や
美しい海やビーチ、ハネムーン先としても
人気のオーストラリア。
南半球にあるオーストラリアは気候も日本と
逆になるため、冬の時期に結婚式を検討している
カップルにも人気があります。
挙式を行う場合の平均費用は約180万円
平均費用よりも約20~25万円ほど安い相場です。
ただし、物価はあまり安くないので、
チップや食事代などの現地滞在費は多めに予算を
立てておくと良いでしょう。
海外挙式の費用相場を形式別に紹介
海外挙式はカップルが招待する出席者の人数
に応じて挙式後の会食会やパーティーが必要
になるなど希望により形式が変わってきます。
海外挙式の形式は大きくは下記3つあります。
・2人だけで挙式のみ
・両家の家族だけで挙式と会食会
・親戚や親しい友人も招待し挙式と披露パーティー
海外挙式を行うカップルの平均費用相場についての
情報を3つの形式別にまとめましたので
参考にしてくださいね。
2人だけ
2人だけで海外挙式をした場合
平均費用の相場は119万円~409万円
挙式だけを目的とするか、ハネムーンを兼ねた
豪華な内容の旅行にするかなどカップルごとの
要望により費用に幅があります。
挙式をする国、エリアによっても費用が異なりますね。
下記の記事でも2人だけの海外挙式について
詳しくご紹介していますのでご覧くださいね。
両家家族のみ
両家の家族だけを招待して海外挙式を行う形式
の場合、出席者数は両家合わせて10名前後が
多いようです。
平均費用の相場は161~409万円
家族だけの場合は旅費を全額負担するカップルや
家族旅行を兼ねるカップルなど内容がそれぞれに
異なるため費用に幅が出ています。
旅費負担については
こちらの記事を参考にしてくださいね。
親族・友人も招待
海外挙式に親族や友人などを招待する場合
招待する人数によっても費用が異なりますが
平均費用相場は180万円~430万円
家族以外の親族や友人を招待する場合は
5名~10名の招待が多いようです。
親族や友人も招待した場合の挙式自体の費用は、
フラワーシャワーなどの人数分必要なアイテム
の数量以外には家族のみの参列の場合と
大きな金額差はありません。
費用がかかるのは現地でのパーティー関連です。
利用するレストランのグレードにもよりますが
パーティーの料理や飲み物などの費用が
1人当たり平均1.2~2万円がかかります。
海外挙式について
親族・友人の本音を調べているので
参考にしてくださいね。
海外挙式はドレスに注意!手配方法と費用相場は?
海外挙式をする際のドレスは
どのように手配すればよいのでしょうか?
旅行会社やウエディングプロデュース会社が
取り扱っている多くの海外挙式のプランには
提携店の衣装の代金が含まれています。
手配会社の提携店舗でドレスを手配する場合で
プラン内で希望のドレスが見つかればベストです。
プラン外のドレスを希望する場合や衣装小物など
オプションについては別途料金が必要です。
提携店舗を利用せず、自分で手配した衣装を
現地に持ち込んだ場合、 衣装の3~10万円の
持ち込み料金が発生することもあります。
衣装の手配方法や持ち込み料については
挙式手配を成約する前に確認しておきましょう。
海外挙式で着る衣装を手配する方法としては
大きくわけて4つあります。
①国内で選んで現地レンタル
②国内購入し現地へ持ち込み
③国内でレンタルしたドレスを現地に持ち込み
④現地で選んで現地でレンタル
それぞれの費用の情報と合わせてご紹介します。
①国内で選んで現地レンタル
国内ウエディングプロデュース会社で現地にも
サロンがある場合に利用できるシステムです。
ウエディングプロデュース会社のドレスサロンで
事前にフィッティングを行い、現地に用意された
同じデザイン同じサイズのものをレンタルします。
ドレスを荷物と一緒に運ぶ必要がない上に
同じデザインのドレスを帰国後のパーティーで
再度レンタルし国内で着ることもできます。
手配会社を通して挙式を申し込む場合
衣装の料金も挙式プランに含んでいることが多い
のですが、プラン設定以外のドレスや小物などを
追加する場合は別途料金が必要です。
衣装レンタル料金だけ単体の利用の場合は
10万円~30万円が目安です。
②国内購入し現地へ持ち込み
国内のドレスサロンで購入したドレスを現地に
持ち込む方法です。
自身で運搬や管理をする必要がありますが
購入した自分のドレスなのでビーチフォトなど
屋外でもドレス気を遣わずに過ごせます。
帰国後に披露宴を予定している場合は
2回レンタルするよりも購入したドレスを着た方が
割安な場合も多いです。
その際のクリーニング代は1~2万円が相場で
大抵購入したドレスサロンに依頼できます。
インターネットなどで安く買えるものから
オーダーメイドの高価なものまで様々ですが
5~20万円程度がおおよその相場です。
手配会社の提携店で購入する場合
プラン料金に料金を追加して払うことで
ドレスを購入できる場合もあります。
③国内でレンタルしたドレスを現地に持ち込み
国内のドレスサロンでレンタルしたドレスを
現地に持ち込む方法です。
レンタルの料金は10万円~30万円と
幅があります。
提携店の場合は衣装の代金も挙式プランに
含まれていることが多いですが、
もし、プランに設定されている衣装以外のものを
希望する場合は別途追加料金が必要です。
ドレスサロンによって、また選ぶドレスによって
海外への持ち出しNGの場合もあります。
提携外のドレスサロンでレンタルする場合は
衣装合わせの際には、海外挙式で使うことを伝え
海外への持ち出しがOKな衣装から選びましょう。
④現地で選んで現地でレンタル
現地到着後にドレスサロンで選びレンタルします。
現地のプロデュース会社を利用する場合の多くは
この方法で、挙式プランのドレスを手配します。
事前に候補となるドレスを画像で選んでおき、
現地で衣装合わせ後に、挙式本番で着用する衣装を
決定します。
限られた時間内でドレスを決定する必要がありますが
衣装を荷物と一緒に持ち運ぶ必要がないので
ドレスにはあまりこだわらないという人や
手軽に挙式を行いたい人におススメです。
国内でレンタルするよりも安い場合もあり
10万円~20万円が費用相場です。
海外挙式の場合の披露宴はどうするべき?
海外挙式を行う際、結婚の報告として帰国後に
披露宴を行うかどうかも考えなくてはなりません。
披露宴を開催する場合は、下見の際に挙式は
海外で行うため披露宴のみの利用であることを
結婚式場やホテル、レストランなど会場側に
伝えておけば大丈夫です。
披露宴開催の案内を印刷する招待状の手配や
披露宴で海外挙式の映像の上映機材なども
基本的に披露宴会場側へ依頼できます。
帰国後パーティーにかかる費用は?
海外挙式から帰国後のパーティー、
お披露目パーティーと呼ぶこともあります。
フォーマルな披露宴と二次会の間をとった
1.5次会の位置づけのパーティーです。
披露宴と異なり、ご祝儀をいただかず会費制で行う
スタイルが一般的です。
会場や料理などの内容によっても会費は異なりますが
平均的な会費は1万円前後~2万円が多いようです。
これにプラスして自分たちの衣装代や招待状など
新郎新婦が負担する費用は30~100万円程度です。
まとめ
海外挙式に関する様々な費用についての情報
参考になりましたでしょうか?
今回ご紹介したのは
・海外挙式の費用相場
・国別の費用相場
・形式別の費用相場
・挙式後の披露宴やパーティーの費用相場
など海外挙式に関する基本的な情報でした。
海外挙式は行先や内容によって費用に大きな幅が
ありますので、実際にどのぐらいの費用が
必要なのかわかりづらい部分もありますよね。
海外挙式というと、高額なイメージもありますが
ハネムーンや家族旅行も兼ねることができるなど
費用面でのメリットもあり、思っているよりも
実は総額がかからないことも多いです。
ご紹介した海外挙式の費用についての情報も
参考にして、ぜひ結婚式の候補の一つに
海外挙式も加えて考えてもらえたら幸いです。
こちらの記事では、国内でも
リゾート気分を味わえる
沖縄の費用を紹介しています。
海外挙式の準備を始めるには
何が必要なのか参考にしてくださいね。