海外挙式の準備は順調に進んでいますか?
国内で挙式披露宴をする場合とは違って
海外挙式の経験者の友人でもいない限り
準備中は相談できなくて悩むこともありますよね。
海外挙式の「招待状」についても
きっとそんな悩みごとの一つではないでしょうか?
そこで、これから海外挙式の準備を進めていこうと
している皆さんに、海外挙式の招待状に関する
いろいろな情報をお届けします。
海外挙式には招待状がそもそも必要なの?
準備するなら内容や手配はどうしたらいいの?
招待状を作らないときは?
などなど、役立つ情報がたくさんありますよ。
どうぞ参考にしてくださいね。
海外挙式で招待状の準備は必要?
海外挙式を行うときに、そもそも結婚式の招待状は
必要なのでしょうか?
これは、招待する出席者によります。
もちろん2人だけで海外挙式をする場合は
招待者がいないので招待状は必要ありませんが
海外挙式をする人のうち半数以上のカップルは
親戚や友人も招待しています。
招待する出席者ごとに必要性を解説しましょう。
①出席者が家族だけの場合→基本的に不要
招待状を作成する必要はありませんが
海外挙式の日時や挙式場、宿泊先ホテルなど
結婚式やその他旅程も含めて決まっていることを
わかりやすく書面にし渡しておくと良いでしょう。
②親戚や友人も招く場合→用意した方が良い
必ず作らなければいけないというきまりはないですが
招待される側の立場になって考えると、できるだけ
招待状を用意した方が良いでしょう。
海外挙式は大抵日帰りが可能な国内の結婚式と違って
必ず宿泊を伴いますので、仕事の休暇も数日間必要に
なる人が多いですよね。
ただの旅行ではなく、二人の結婚式の為に海外まで
時間をかけて足を運んでもらうわけですから
正式に招待であることがはっきりと伝わるように
招待状は渡すのが礼儀です。
招待状を用意された方が、出席者自身の家族や
会社関係の人に説明する際も話がしやすいですよね。
海外挙式の招待状!送る場合の準備方法は?
国内の結婚式を行う際の招待状は、
結婚式場に依頼して結婚式関連の印刷物を
専門に扱う印刷業者へ手配をすることが多いです。
でも、海外挙式の結婚式場は海外ですよね…。
招待状の準備はどうしたらよいのでしょうか?
具体的な招待状の印刷内容から
手配方法、費用まで詳しくお伝えしましょう。
発送時期・返信設定日の決め方
招待状の発送時期と返信日の設定はどのように
決めたらよいのでしょうか?
基本的に国内の結婚式の場合と同じなのですが
挙式日から逆算して考えればOKです。
ただし、出席者の旅行の手配などの面を考えると
海外挙式の招待状の発送時期や返信期日の設定は
国内の結婚式の場合より少し早めが良いです。
発送時期は挙式日の4~3ヶ月前
発送する日は招待状の文面中には差出日として
○月吉日と印刷します。
郵便局で投函するのは招待状に印刷した発送月の
大安の日を選んで投函すると良いでしょう。
何の打診もなく招待状を送るのは失礼です。
招待状を発送する前に、電話などで日程や場所を
伝え、出席可能か打診をしてから発送しましょう。
その際に、旅費の負担について全額実費なのか
一部負担してもらうのか、すべて新郎新婦側が
負担をするのか、はっきりと伝えたうえで
出席できるか判断してもらうことが大事です。
電話連絡の時点で出席が未定でも、出席の方向で
予定を調整中の場合には、一旦招待状は送付して
その後返信期日までに検討してもらいましょう。
送付の際は「慶事用」の切手を貼って郵送します。
返信期日は挙式日の1~1.5ヶ月前
旅行の手配や、パーティーの料理の数など
出席者が定まらないと手配に困る事項もあるため
基本的には1か月前には返信はがきで正式な出欠を
知らせてもらいましょう。
返信期日の具体的な日にちは、
1~1.5か月前の日にちの中の大安か友引の日を
選ぶとよいでしょう。
返信ハガキに「慶事用」の切手を貼ってから
本状に同封して送ります。
手配する方法とその費用
では海外挙式の招待状をどのようにして用意すれば
よいのでしょうか?
また費用はどのぐらいかかるのでしょうか?
海外挙式の招待状を準備するには
主に4つの方法がありますので
それぞれ費用と合わせて解説します。
①手作り
費用 一部200円程度~
用意する枚数が少ない場合や、手作りすることが
苦でない方は、自分たちで作ることもできます。
招待状用の手作りキットが大手文具店やネットで
販売されていますので、自宅にプリンターがあれば
比較的安価で作れます。
キットを購入する際は、印刷ミスの発生も考えて
少し枚数を多めにすると良いでしょう。
印刷する文面についてはこの記事でも例文を
掲載していますので、参考にしてください。
②結婚式の招待状専門業者に直接依頼
費用:一部300円程度~
結婚式の招待状は文面の内容などで独特の
決まり事などもありますので、できれば専門で
結婚式の招待状を扱っている業者が安心です。
ネット上にも結婚式の招待状を専門にしている業者
が数多くあり、手配は比較的簡単です。
③海外挙式の手配会社に依頼
費用 一部400円程度~
手配会社がウエディングプロデュース会社の場合
提携している招待状専門の印刷業者へ
招待状の手配をしてもらえることもあります。
取扱いがないか一度相談してみると良いでしょう。
ただし、20~30部程度の印刷最低部数があるので
作成枚数が少ない場合招待状一部当たりの単価が
多少割高になることがあります。
④帰国後の披露パーティーを行う会場に依頼
費用:一部400円程度~
帰国後に式場などで披露パーティーをする人は
パーティーの招待状と合わせて式場側へ手配を
お願いしてみるのも手です。
ただし、この場合も③同様、印刷最低部数があり、
印刷枚数が少ない場合招待状の単価は高くなります。
本文の例文パターンを紹介
招待状に印刷する本文の例文を紹介します。
招待状の文面は、旅費を新郎新婦が負担するのか
出席するゲストが負担するのかによって
追伸の文章として招待状本状に印刷するか
付箋で文章を添え同封すると良いでしょう。
招待状は見開きの場合、上下または左右に
本文の文章→日時場所の順に構成します。
☆本文の例
本文を作る際に気を付けるポイントは
・忌み言葉を使わない
・繰り返し言葉を使わない
・句読点を入れない…etc.
また実際に入力~印刷する際には
・インクのにじみ
・印刷の方向
・誤字脱字…etc.
に気を付けてくださいね。
それでは、以下に海外挙式の例文をご紹介します
ので準備の際の参考にしてください。
言葉が途中で切れないように気を付けて
適宜改行をしてご利用ください。
拝啓 初春の候(←適切な時候の挨拶を入れます)
皆様におかれましては
益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
さて このたび私たちは
○月○日にハワイオアフ島の○○○教会にて
結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 挙式ののち
ささやかな披露の宴を催したいと存じます
ご多用中遠方からのお越しで誠に恐縮ですが
ぜひご出席を賜りたくご案内申し上げます 敬具
◯◯年○月吉日(←発送する月を入れます)
(新郎氏名)〇〇〇〇(新婦氏名)〇〇〇〇
追伸または付箋の例文
<新郎新婦が旅費を負担する場合>
遠方よりお越し頂きますので 交通費及び
宿泊費は私どもで負担させていただきます
<旅費をゲストに負担してもらう場合>
例1)
交通費や宿泊費は各自で
ご負担いただきますことを ご了承ください
尚 お越しいだだくだけでもありがたいことですので
ご祝儀などのお心遣いはなさいませんよう
お願い申し上げます
例2)
旅費を各自でご負担頂きますので
ご祝儀などのお心遣いはなさいませんよう
お願い申し上げます
日時 平成○年○月○日(○曜日)
午後○時
挙式 ○○○教会
(住所)
会食 ○○○○
(住所)←住所は挙式場併設の場合省略可
最終行に入れる返信日の例
例文)尚、誠にお手数ですが
ご都合のほどを同封のはがきにて ○月○日までに
ご一報くださいますようお願い申し上げます
☆招待状に同封するもの
・返信用はがき(慶事用の切手を貼って下さい)
・会場の案内…地図や電話番号、交通手段なの情報
・渡航先の情報…時差や気候、観光スポットなど
上記のように招待状の文面作成の際には
いくつかの気を付ける点がありますので
手作りの場合はよく確認後印刷してくださいね。
海外挙式の招待状を準備しない時のゲストへの連絡方法は?
海外挙式の招待状は準備しないけれど
内容について連絡をするときはどのように
するのが良いのでしょうか?
招待状自体は作らない場合でも
大事な事項については書面を用意して直接手渡し
できるのが最も丁寧でベストな方法です。
手渡しができない場合は郵送やメールなどで
書面を送っても良いですね。
お知らせする必要があるのは…
・挙式の日時
・挙式場の住所や地図、アクセス方法
・会食会の日時、場所
・旅費の負担(全額or一部or無など)
・旅行の予定表…etc.
利便性を考えてWEB上で情報を共有するなど
知らせる手段は招待された人がわかりやすければ
必ずしも方法は書面に限る必要はないです。
しかし、招待した側としては出席してくれる人が
困ることのないように十分に情報は伝え
配慮を怠らないよう心がけましょう。
特に、出席者の旅費負担や旅行手配方法について
はっきりと伝わっていないと出席者が費用や手配に
困惑してしまいますので、招待した側がきちんと
伝えておくことがとても重要です。
二人だけでの海外挙式!結婚式の場所・時間は知らせるべき?
2人だけで結婚式を海外で行う場合は
場所や時間を周囲の人に知らせた方が
良いのでしょうか?
普通の海外旅行と挙式を伴う海外旅行では
やはり周囲の印象は異なり「結婚式=特別なもの」。
招待をしないからといって、内緒にする必要も
ないですし、逆に何も言わないで行ってしまい
帰国後に事後報告というのも、その後のことを
考えると良い印象はありませんよね。
結婚する二人を祝福している周囲の人には
出席してもらわなくても、日程と場所ぐらいは
お知らせてしておきましょう。
<家族へ>
居場所として、宿泊ホテルや飛行機の便
おおよそのスケジュールや居所については
知らせましょう。
万一何かトラブルなどが発生したときのためにも
必要最低限の情報は伝えておいたほうが
家族も安心して送り出せます。
<友人へ>
お祝いのメッセージを送りたいと思う時にも
日程と場所ぐらいは知っておきたいですよね。
また、お祝いのパーティーやお食事会を
結婚式前後にしたいなと考えているかも…。
挙式日、旅行の期間などおおまかな情報は
口頭やメールなどで伝えておきましょう。
<会社関係の人へ>
海外挙式の為の長期の休暇中には、不在中の
仕事のフォローをしてもらっているわけです。
会社側としては福利厚生として結婚お祝い金
を出したり、お祝いの電報を送るかどうかなど
挙式を基準として予定などを決める場合もあり
そういった面でも必要な情報です。
旅行の日程や挙式日、場所など概要については
直属の上司には事前に伝えておきましょう。
また、2人きりで海外挙式を検討している人に
下記の記事も参考になる情報がたくさんあります。
まとめ
海外挙式の招待状の準備にまつわる、
準備の有無や招待状の手配方法や費用など
いろいろな情報をお届けしましたが
いかがでしたでしょうか?
海外挙式は、招待するゲスト数が
国内の結婚式に比べると少なめですし、
ごく親しい人だけを招くという特別性もあり
招待状をどうしようか悩んでしまいますよね。
招待客が少人数でも、結婚式はやはり正式な場。
時間も費用もかけ参列してくださる招待客の方が
気持ちよく不自由なくお越しいただけるように
配慮しながら準備をすすめたいものです。
今回お届けした海外挙式の招待状についての
いろいろな情報も参考にして
2人で協力しながら準備を進めてくださいね。
こちらには海外挙式の
人気国ランキングを紹介しているので
チェックしてくださいね。
⇒海外挙式人気国ランキング!格安リゾートはハワイ以外もある?