結婚式は招待するゲストの人数によっても
費用が変わりますよね。
例えば、家族、親族、友人…
ゲストとして50名程度招待する場合
費用はどのぐらいかかるのでしょう?
結婚式はカップルごとに内容が異なるため
同じ人数でも費用については
なかなか具体的にはわかりづらいもの。
そこで、50名のゲストを招待した場合の
一般的な結婚式の費用相場から
内容別の費用についてなどなど
予算の参考になる情報を解説いたします!
50人での結婚式!費用の相場はいくら

ゲスト50名の結婚式は
どのぐらいの費用が相場なのでしょう?
結婚式はカップルごとに
こだわりや好みなどの違いもあって
費用に幅がありますが相場としては
270万円~320万円程度が目安。
各式場ごとにアイテムの単価も
異なりすので、凡そではありますが
この位を目安になさると良いでしょう。
また、費用に違いが出てきやすいのは
・挙式スタイル
・会場貸切料
・料理のグレード
・衣装
・写真
これらの、大きな費用が必要なアイテムを
どうするかによって金額に幅が出ます。
50人の結婚式で必要な料金の内訳とは

50名のゲストの結婚式の費用を
詳しくみてみましょう。
【挙式関連費用 例】
挙式料 | 200,000円 |
新郎新婦衣装 | 300,000円 |
ヘアメイク | 50,000円 |
ブーケ&ブートニア | 40,000円 |
写真・映像 | 300,000円 |
合計 | 890,000円 |
【披露宴費用】
料理 | 520,000円 |
飲物 | 104,000円 |
ウエディングケーキ | 50,000円 |
会場使用料 | 80,000円 |
会場装花 | 70,000円 |
介添え料 | 10,000円 |
プロ司会者 | 40,000円 |
音響機材 | 10,000円 |
印刷物 | 50,000円 |
引出物 | 120,000円 |
合計 | 1,054,000円 |
挙式と披露宴の費用を合わせると…
挙式 890,000円
披露宴 1,054,000円
総合計 1,944,000円
まず、シンプルな挙式披露宴を行う場合
50名では約195万円の予算が必要
という計算になります。
ゲスト50人の結婚式!上から下までの金額の幅は

ゲスト50名の結婚式といっても
内容によって費用もいろいろ。
では、一番安い~一番高いプランにした
場合はそれぞれどのぐらいの費用が
かかるのでしょうか?
・内容を最小限に抑えた格安プラン
・内容を充実させたゴージャスプラン
最安~最高値の2つのプランを
検証してみましょう!
内容は最小限!値段を抑えた格安プランの場合

費用を格安にしてみると
どのぐらいから結婚式ができるでしょうか?
前述した、”シンプルな結婚式”から
内容を下げて格安にしてみます!
挙式料 | 100,000円 |
→人前式へ変更 | ▼10万円 |
新郎新婦衣装 | 250,000円 |
→安い衣装へ | ▼5万円 |
ヘアメイク | 50,000円 |
ブーケ&ブートニア | 5,000円 |
→造花レンタル | ▼35,000円 |
写真・映像 | 250,000円 |
→映像は式だけ | ▼5万円 |
挙式費用合計 | 655,000円 |
合計値下げ額は▼235,000円。
小計から差し引きすると
挙式関連費用は¥655,000。
【披露宴費用】
料理 | 520,000円 |
飲物 | 104,000円 |
ウエディングケーキ | 40,000円 |
→ケーキダウン | ▼10000円 |
会場使用料 | 80,000円 |
会場装花 | 65,000円 |
→花代ダウン | ▼15000円 |
介添え料 | 10,000円 |
プロ司会者 | 40,000円 |
音響機材 | 10,000円 |
印刷物 | 20,000円 |
→手作りに | ▼30,000円 |
引出物 | 120,000円 |
合計 | 999,000円 |
では、挙式と披露宴の費用を合わせた
総合計は…
挙式関連 ¥655,000
披露宴 ¥999,000
総合計 ¥1,654,000
ゲスト50名の最安プランは
約166万円という結果になりました。
参考までに、
今回の最安プランのゲスト一人当たり
の費用は約33,000円です。
高グレード&内容盛りだくさんに充実させる場合
それでは逆に同じゲスト50名の結婚式を
内容を充実させて費用の上限がどのぐらいか
検証してみましょう。
【内容充実 挙式関連費用】
各項目の下に追加変更内容を入れてみます。
挙式料 | 200,000円 |
新郎新婦衣装 | 450,000円 |
→予算アップ | △150,000円 |
ヘアメイク | 70,000円 |
→リハーサル有 | △20,000円 |
ブーケ&ブートニア | 60,000円 |
→予算アップ | △20,000円 |
写真・映像 | 450,000円 |
→予算アップ | △150,000円 |
合計 | 12,300,000円 |
挙式関連費用の最高値は
1,230,000円になりました。
披露宴についてはどうでしょうか?
【内容充実 披露宴費用】
各項目の下に追加変更した内容を
入れてみます。
料理 | 832,000円 |
→ランクアップ | △312,000円 |
→デザート ビュッフェ追加 |
78,000円 |
飲物 | 208,000円 |
→ランクアップ | △104,000円 |
ウエディングケーキ | 100,000円 |
→ランクアップ | △50000円 |
会場使用料 | 80,000円 |
会場装花 | 130,000円 |
→予算アップ | △60000円 |
介添え料 | 10,000円 |
プロ司会者 | 40,000円 |
音響機材 | 10,000円 |
映像機材 | 10,000円 |
→演出映像追加 | 200,000円 |
→生演奏追加 | 100,000円 |
→バルーンリリース | 30,000円 |
印刷物 | 105,000円 |
→ランクアップ | △55000円 |
→お色直衣装 | 300,000円 |
→ヘアメイク色直 | 20,000円 |
→色直ブーケ | 40,000円 |
引出物 | 150,000円 |
→予算アップ | △30,000円 |
→プチギフト追加 | 25000円 |
→写真前撮 | 200,000円 |
アップ額 | 1,604,000円 |
合計 | 2,668,000円 |
挙式と披露宴の費用を合計すると…
挙式関連費用 1,230,000円
披露宴 2,668,000円
総合計 3,898,000円(≒390万円)
内容充実の結婚式の場合
総費用は約390万円
ゲスト一人当たり単価は約7.7万円。
格安プラン…166万円
内容充実……390万円
その差額は236万円!
結婚式の費用の上下の幅は
本当に大きいですね!
ゲスト50人・予算150万円!演出はどこまでできる?

ゲスト50名の結婚式の費用は
前述しましたように
166万円~390万円まで幅があります。
予算150万円です!という場合は
どのような演出を入れた
できるでしょうか?
基本はシンプル格安スタイルです。
費用の内訳を再度見てみましょう。
【シンプル格安スタイル】
挙式料 | 100,000円 |
新郎新婦衣装 | 250,000円 |
ヘアメイク | 50,000円 |
ブーケ&ブートニア | 5,000円 |
写真・映像 | 250,000円 |
挙式費用合計 | 655,000円 |
【披露宴費用】
料理 | 520,000円 |
飲物 | 104,000円 |
ウエディングケーキ | 40,000円 |
会場使用料 | 80,000円 |
会場装花 | 65,000円 |
介添え料 | 10,000円 |
プロ司会者 | 40,000円 |
音響機材 | 10,000円 |
印刷物 | 20,000円 |
引出物 | 120,000円 |
合計 | 999,000円 |
挙式関連 ¥655,000
披露宴 ¥999,000
総合計 ¥1,654,000
どうでしょう?
内容を削れそうなところはほぼないはず…。
そうですね。
演出を加えるどころか
予算150万円は必要な予算に足りません!
予算のために、写真撮影やケーキカット
などの演出をなくすのは、さすがに
おススメできませんし…。
予算150万で50名招待する場合、
式場を検討する際に、割引プランを
利用するなど工夫が必要です。
でも、予算150万円は
決して予算として少ないのではありません。
実は、式場への支払いが基本全額前払いの為
当日いただくご祝儀を支払いに充てられない
ことがネックになっているだけです。
予算=自己資金が150万円の場合は
当日いただくご祝儀をプラスしたうえで
予算を検討しなおしましょう。
それをしないで、自己資金の150万円に
無理に抑えようと内容を下げすぎると
結婚式自体がショボショボで
ケチケチした印象になってしまいます!
そして重要なポイントとして
式場への支払いが基本前払いのたえ
下記のようにご祝儀を予算として
計算しても良いようにしておくこと!
【当日のご祝儀を予算に使う方法】
・ご祝儀後払いができる式場で行う
・両家に費用を借りてご祝儀で返す…etc.
では、実際にご祝儀がいくらぐらい
結婚しい当日にもらえるのか
説明していきましょう。
ゲスト50人の結婚式でもらえるご祝儀の平均は

ゲスト50名の場合、
どのぐらいご祝儀をもらえるのでしょうか?
ご祝儀は新郎新婦との関係や、
立場、年齢などによって異なります。
<ご祝儀の相場>
・友人、同僚2万円~3万円
・上司、親戚 5~10万円
・祖父母、親 10万円~
人によって金額が異なりますし
夫婦で出席する場合は世帯ごと用意するため
結婚式のご祝儀の概算を計算するには
ゲスト1人3万円で計算をすると良いです。
ですので、50名のゲスト場合
3万円×50名=150万円
当日いただくご祝儀額合計は
150万円程度、と予測できます!
予算を考える上でこの150万円を
加えるか加えないかでは、
結婚式の内容にも大きく影響がありますね。
実際の自己負担額はどれくらい

では、ゲスト50名の結婚式は
実際、どのぐらいの自己負担額で
挙げることができるのでしょうか?
結婚式当日にいただく
ご祝儀は3万円×50=150万円
と予測できましたね。
50名の結婚式の平均相場は
270~320万円ですので
ここからご祝儀分150万円を差し引きすると
120万円~170万円の自己負担額
となりますね。
自己資金=予算150万円、と考えている方は
ご祝儀分を費用に充てられれば
結婚式はできますので安心してくださいね。
50名の場合の結婚式には内容によって
シンプル格安166万円~
ゴージャス内容充実390万円まで
幅がありましたね。
50名の結婚式の費用から
ご祝儀分を差し引きして計算した結果は
最小15万円~最大240万円の自己負担額。
予算が足りない!自己負担額を減らしたい!
という方は、結婚式の内容をシンプルに
することも検討してみてくださいね。
50人規模の結婚式って少ない?寂しい感じになるか心配・・・

ゲストが50名の場合、
ちょっと人数が少なめかな?と
気になりますよね。
確かに、全国的な参列者平均人数の
約70名と比べるとやや少なめ
のゲストの数です。
でも、無理やり人数を増やす必要は
全くありませんから、
心配しないでくださいね。
①会場は収容人数30~70名程度
②テーブルレイアウトの工夫
③写真や装花で華やかさを演出
④会話の弾む美味しい料理
⑤新郎新婦も積極的におもてなし
特に気を付けると良いのは
テーブルの大きさと、テーブルの数。
10名着席用の大きな丸テーブルを
使用すると、テーブル数が最小5テーブル
になってしまい、会場内に空間が…。
8名までを目安に配席しましょう。
できれば、一回り小さめのテーブルで
5~6名掛けでレイアウトがおすすめです。
小さめのテーブルならば、ゲスト同士も
近いので会話もしやすいですよ。
また、パーティー中新郎新婦は、
ゲストへのおもてなしを心がけて
ゲストのテーブルへ意識的に行くようにすると
会場も華やかな雰囲気になりますよ。
50名よりもゲストが増える可能性もある!
というカップルはもう少し人数が多い場合の
費用も知りたいですよね。
ゲスト80名の場合の披露宴の費用について
下記の記事で情報をお伝えしています。
ぜひご参考に!
まとめ

いかがでしたか?
ゲスト50名を招待する結婚式の費用
について詳しく解説いたしました。
結婚式の内容はどんどんゴージャスに、
費用をかけようと思えばキリがありません。
今回お伝えした以上に内容を加えることも
当然できますが、予算には限りがあります。
写真、花、料理、衣装、演出…
こだわりどころはカップルごとに違うもの。
自分たちのこだわり
予算のかけどころはどこなのか
2人でよく相談して検討を進めて下さいね!
ゲストの人数がもう少し減るかも?
という方は下記で30人の場合の費用を
解説していますので参考にしてくださいね。