結婚式の準備をはじめた
カップルがびっくりすること…!
それは「持ち込み料」の高さです。
式場提携の業者以外が提供する
品物やサービスを披露宴で利用する
ときにかかるのが「持ち込み料」。
リーズナブルなドレスショップを
見つけてドレスを選んでも、
持ち込み料が加わることで結局
式場提携のドレスショップと
変わらない値段になった…!なんて
花嫁も多いはず。
ですがこの「持ち込み料」、
項目によっては交渉できる可能性も
あるかもしれません!?
さっそく記事をチェックしてみましょう!
結婚式の持ち込み料は交渉することができるって本当なの?
そもそも、結婚式ではどんな項目に
持ち込み料がかかるのでしょうか?
式場にもよりますが、一般的に以下の
項目は持ち込み料がかかります。
- 衣装(ドレス・タキシード・和装)
- 引出物・引菓子
- カメラマン
- 司会者
- ヘアメイク
また、式場によっては司会者や
カメラマンなど持ち込み自体不可と
している場合もあります。
ですが、初回見積から200~300万円
金額が上がることもある披露宴。
できる限り金額をおさえたいですよね…。
できれば会場成約前に、プランナーから
各項目の料金表をもらうようにしましょう。
披露宴のどの項目に持ち込み料が
かかるのか、または持ち込みNGと
なっているのかがわかります。
プランナーはできれば自分の式場で
成約してほしいと考えて
あの手この手で接客してきます。
多少値切ってでも成約してほしいと
考えるプランナーも中にはいるはず。
次の項目で、具体的な交渉の
コツをチェックしてみましょう!
結婚式の持ち込み料を安く交渉するための5つのコツをご紹介!
ここでは、実際に持ち込み料を
安くするための5つのコツを
ご紹介します。
すでに会場から見積や料金表を
もらっている場合は、
ぜひ参考にしながら
お読みくださいね!
⒈そもそも持ち込み料がかからない式場を探す
まだ会場を決めていない、という
カップルは、そもそも持ち込み料が
かからない式場を探してみるのも
ひとつの手です。
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さらに成約するとハナユメ割で最大
100~200万円もの割引も。
レストランウェディングなど
カジュアルなスタイルの結婚式なら
持ち込み料がいらないケースも
多いようですよ。
⒉手作り品やプレゼント、友人と伝える
披露宴の中でも、もっとも
持ち込みが厳しいのが
料理・ケーキや装花です。
料理やケーキは食中毒などの
可能性もゼロではなく、
ほとんどの会場で
持ち込みNGとなっています。
ですが、装花であれば一部無料で
持ち込みがOKな場合も。
例えば花嫁が持つブーケは
プリザーブドフラワーや造花で手作り
すれば、生花と変わりない出来栄えに
なりますよ。
それでも持ち込み料が必要と言われた
場合は、母や親戚、友人が
手作りしてくれたので
どうしても…とお願いすれば無料で
持ち込ませてくれる場合も。
同じく持ち込み不可とされている
ことが多い司会者も、
友人や親戚の中で話上手な方がいれば
お願いしてみることを
おすすめします。
例えば「二人の仲を取り持ってくれた
大切な友達なので、司会者を
お願いしたい」などと
かけあってみましょう。
新郎新婦の強い希望であることを
伝えれば、式場側も二人の要望に
こたえられるよう
最大限努力してくれるはず。
⒊契約前に交渉する
もっとも効果的なのが、会場成約前に
値段交渉することです。
会場側の担当者も、できるだけ
自分の式場で結婚式を挙げてほしいと
考えています。
一組あたり平均300~500万円
かかる結婚披露宴ですから、
当然のことですよね。
そのため初回成約特典や割引などで
すぐに決断するように求めてくる
式場担当者も多いはず。
ここが交渉力の見せどころ!
「ドレスや引出物の持ち込み料を
削れるなら、今契約します」といった
条件を出して交渉してみるのも
アリですよ。
ただし、この作戦のためには
会場探しと並行してドレスや
司会者、カメラマンなどを
検討しておく必要がありますね。
正式契約前のタイミングで
装花、司会者、カメラマンについて
交渉し持ち込みOKを勝ち取った
というケースもあるようです!
もちろん人気の式場などは
絶対に交渉に応じてくれない
ケースもあるようですが、一度
チャレンジしてみる価値はあるかも?
⒋引き出物などを式場外で渡す
引出物といえば、披露宴のときに
大きい紙袋に入って座席に置かれている
イメージですよね。
実は最近、「式場で引出物を渡さない」
というサービスが登場しているんです!
新郎新婦が専用サイトで選んだ
引出物が、披露宴当日ゲストの住所に
直接送られるというサービスです。
披露宴の帰り道、ヒールで一日
動き回ってへとへとなのに
重たい引出物を持ち歩くのも大変…
そんなゲストのことを考えた
うれしいサービスですね。
式場側としては、引出物の物品自体が
会場に持ち込まれていないので
当然持ち込み代も0円。
また、カタログギフトを選んだ場合は
ゲストからの発注期限を過ぎた場合
その分のお金が後で新郎新婦に
こっそりキャッシュバックされちゃう、
というお得なギフトもあるようです。
カタログギフトを絶対に注文
し忘れる人、いますよね…。
大きい声では言えないですが
少しでも無駄をなくして
節約したいカップルには
かなりうれしいサービスです。
⒌式場側にも利益のある交渉をする
最後に必要なのが、式場側にも
利益のある交渉をすること。
「他の会場と迷っていますが、
持ち込み料なしになるなら即決します」
と他の会場と比較していることを
におわせるのもひとつの手。
担当者としては、多少割引しても
今日中に成約してくれるなら
上司にかけあおう、という
気持ちになってくれるもの。
「持ち込み料が浮いた分、料理の
グレードアップに使いたい」など
1組あたりの単価を下げない
提案をするのもいいですね。
結婚式の持ち込み料!かかるもののアイテム&相場はどれくらい?
披露宴を控えたカップルにとって
気になるのは、持ち込み料が
かかる場合の各アイテムの相場
ですよね。
式場によって持ち込み料は異なり
ますが、一般的な相場を表に
してみました!
アイテム | 金額の相場 |
---|---|
ドレス・タキシード | 1着3~5万円 |
引出物 | 1点500~1000円 |
カメラマン | 5万円~NG |
司会者 | 5万円~NG |
とくに引出物のように、ゲストの
人数分持ち込み料がかかる場合は
計算してみると持ち込み料だけで
びっくりしてしまうお値段になることも。
事前に計算し、提携先で購入する
場合とどちらが安く済むか
チェックしてから決めましょう。
どうせ持ち込みするんだったら
芸能人が着ているような
素敵なドレスを着たいですよね!
あなたはどんなドレスが着たいですか?
結婚式の持ち込み料を無料にする方法はある?
あらかじめ決められている
結婚式場の持ち込み料を
無料にする方法はなかなかありません…。
提携先の業者は結婚式場へ
多額の手数料を支払ってくれているため
結婚式場側としても
そう簡単に提携外の業者を
入れるわけにはいかないんです。
少しでも持ち込み料を安く
したい場合は、やはり以下の方法を
検討するしかありません。
友人からのプレゼントなので持ち込みたいとお願いする
「親や友人からのプレゼント・
手作りなので持ち込みたい」と
お願いしてみる
両親や親しい友人からの
心のこもったプレゼントに
持ち込み料をかけることは
あまりないはず。
時には「ウソも方便」、かも…?
もちろんバレたときは自己責任で。
すでに依頼済のカメラマンや司会者がいることを伝える
式場成約前に、「どうしても写真を
撮ってほしいカメラマンがいる」という話
をしておけば、持ち込み料には
目をつぶってくれることも。
ただし、式場によってはそれでも
チャペルや神殿の撮影は
外部のカメラマンNGというケースが
あります。
事前に持ち込み可能な範囲を
確認しておくとよいでしょう。
結婚式の持ち込み料と独占禁止法の関係とは?
結婚式場側が提携業者以外の
参入をさまたげており、
顧客の選択肢を絞っているとして
独占禁止法に抵触する、という
見解もあるよう。
ただし、結婚式場との契約は
あくまで自由契約。
新郎新婦が規約を読んで
OKした場合に署名するものであり
持ち込み料がイヤなら、持ち込み料
無料の式場を選べばいい、という
見解もあることから、法律違反とまでは
いえないのが現状のようです。
ただし、持ち込み料のことについて
契約前になんの説明も受けなかったり
料金表や規約に注意事項として
書かれておらず、そのまま
契約してしまった場合は式場側にも
落ち度があります。
その場合は必ず式場側から
持ち込み料については
一度も説明を受けず契約したことを
主張するようにしましょう。
結婚式の持ち込み料!契約後でも交渉できる?
残念ながら、持ち込み料は
契約後には交渉しにくい、というのが
現実です。
もちろん不可能ではないですが、
すでに成約しある程度の単価が見込める
新郎新婦から値切られるのは
プランナーとしても避けたいところ。
金額を値切りたいアピールは控え、
あくまで「素敵な披露宴にしたい」という
気持ちから持ち込みを依頼してみれば、
多少はサービスしてくれるかも?
結婚式で持ち込み料がかかっても持ち込みしてた方が節約できるって本当?
ここまでの記事を読んで
「持ち込み料を払うのはソンだなあ…」
と考えたお二人にも朗報です。
項目によっては、持ち込み料をかけても
かなり安く済むケースがありますよ。
例えばウェディングドレスを
式場提携先の業者で選ぶと
正直「高いな」と思いますよね。
とくに色打掛はびっくりするほど
デザインによって価格差があり、
中にはなんと一着100万円
以上というものも…!
ですが、提携外のドレスショップなら
素材やラインにもこだわった美しい
ドレスが格安でレンタルできる
こともあるんです。
さらに同じショップで複数着
レンタルすることで割引がつくことも。
価格例をご紹介します。
アイテム | 提携ショップ | 提携外ショップ(持ち込み) |
---|---|---|
ドレス | 30万円 | 15万円 |
色打掛 | 50万円 | 10万円 |
タキシード | 20万円 | 8万円 |
持ち込み料 | なし | 5万円×3着=15万円 |
合計 | 100万円 | 48万円 |
ここまで安いなら、持ち込み料を
足しても十分お安いですね!
まとめ
いかがでしたか?
- 持ち込み料を安くするなら「契約前」が交渉しやすい!
- 「契約前」の交渉のためには、式場選びと並行してドレスや引出物を選ぶこと。
- あくまで「理想の披露宴のため」に交渉すること。値切り目的はNG。
- 項目によっては、持ち込み料を足しても十分安いケースも。事前に計算してみましょう。
無駄な出費は1円でもおさえたい
披露宴のお見積り。
ですが、「一生に一度のことだし、
プランナーとの関係も悪化すると
面倒で、あまりケチりたくない…」
と考える新郎新婦もいますよね。
こういった値切り交渉は
夫婦ケンカになりやすいポイントの
ひとつでもあります。
あまり頑固になりすぎず、
ちょっとでも値切れたらラッキー!
という気持ちで交渉してみては?