披露宴の成功の鍵を握る
といっても過言ではない、
司会者との打ち合わせ。
限られた打ち合わせ時間を
有意義なものにするために、
新郎新婦のお二人にも
ある程度の準備が必要です。
準備不足で臨んでしまうと、
お二人のイメージや思いを司会者に
しっかり伝えきれない可能性も…!
司会者はお二人の気持ちの代弁者。
その司会者と信頼関係が築けないと、
当日への不安も募ってしまいます。
そうならないためにも、
きちんと準備と心構えをして、
打ち合わせに臨みたいもの。
そこで、こちらの記事では、
司会者との打ち合わせで
必ず伝えるべきポイント
をお伝えします。
現役のブライダル司会者が、
リアルな情報をお届けいたします!
結婚式の司会者との打ち合わせで伝えておくべき5つのポイント
それでは、
司会者との打ち合わせで伝えておくべきこと
を確認していきましょう。
司会者に伝えておくべきポイントは5つ。
- 披露宴のテーマやイメージ
- 二人のプロフィール・馴れ初め
- 披露宴のスケジュール・プログラム
- 紹介してほしいこと・紹介してほしくないこと
- 名前や肩書きの確認・読み方などの注意点
打ち合わせでは、
以上の内容を司会者から
ヒアリングされます。
必要な項目の回答をあらかじめ
準備をしておくと、
スムーズに進められますよ♪
それでは、それぞれ詳しく
確認していきましょう。
1.披露宴のテーマやイメージ
まずは、新郎新婦のお二人が思い描く、
披露宴のテーマやイメージを伝えましょう。
そのイメージを伝えることで、
司会者は話し方や言葉選びを工夫し、
お二人が望む雰囲気づくりに
尽力してくれます。
テーマ
ご披露宴全体の大きなテーマ
を伝えましょう!
例えば、
- ディズニー好きのお二人の
「ディズニーがテーマのウェディング」 - サッカー好きなお二人の
「サッカーがテーマのウェディング」 - ピンクが好きな花嫁さまの
「ピンク×ホワイトウェディング」
などなど…
お二人のご希望の世界観を、
しっかりと司会者にも
伝えてくださいね。
イメージ
大きな「テーマ」がなくても、
どんな雰囲気のパーティーにしたいか?
というイメージを伝えましょう。
ざっくりとしたキーワードだけでもOK。
例えば…
- 楽しく賑やかに
- ゆったりと落ち着いた雰囲気で
- アットホームにくつろいで
- アットホームだけどきちんと感も重視
- ゲスト参加型で
などなど…
楽しい、賑やか、和やか、穏やか
といった、単語の羅列でも構いません♪
2.二人のプロフィールや馴れ初め
披露宴では、新郎新婦のお二人の
プロフィールが紹介されます。
その紹介のための材料としてはもちろん、
プロフィール情報は、
お二人のお人柄を知るための、
非常に大切な情報となります。
司会者にとっても、
重要視している情報のひとつです。
具体的には、
【お二人それぞれのエピソード】
- 生年月日
- 出身地
- 家族構成
- 子供の頃のエピソード
- 学歴
- 職歴
【お二人共通のエピソード】
- 馴れ初め
- 思い出のデート
- プロポーズについて
- 新家庭への抱負
といった情報です。
プロフィールについては、
式場からプロフィールの記入シートを
渡されることが多いと思います。
司会者との打ち合わせ時には、
プロフィールシートを記入して持参すると
よりじっくりと打ち合わせができますよ♪
私たちのプロフィールは
どんなふうに紹介されるのかな?!
…そんな疑問をお持ちの方は、
こちらの動画をご覧ください♪
【結婚式プロフィール紹介】
ただ学歴・職歴を羅列するだけではなく、
お二人らしさが伝わるエピソードが
盛り込まれていますよね。
これらはほぼすべて、
打ち合わせ時に伺ったことが
ベースとなっているんですよ♪
3.披露宴のスケジュール・プログラム
司会者との打ち合わせ時には、
披露宴当日のスケジュールや
プログラムがほぼ決まっています。
司会者との打ち合わせでは、
プログラムの流れを確認しつつ、
それぞれのプログラムの内容を
細かく確認・共有していきます。
様々なプログラムの内容を
披露宴全体の流れの中で認識することで、
当日をイメージしやすくなります。
4.紹介してほしいこと・紹介してほしくないこと
その他、
司会者から紹介してほしいことや、
反対に紹介してほしくないことも
忘れずに伝えておきましょう。
紹介してほしいこと
披露宴の当日までの数か月間、
お二人で一生懸命に
準備してきましたよね♡
その“頑張り”や“思い”、
こだわりのポイントなど、
司会者から紹介してほしいこと
を伝えましょう。
例えば…
- 自身またはゲストが手作りしたアイテムについて
- ゲストへの感謝のメッセージ
- ゲストとのエピソード
- ご両親への贈る記念品の紹介
など…。
スポットをあててほしい、
人・物・事柄について、
併せてお願いしておきましょう。
紹介してほしくないこと
司会者に情報を伝えたものの、
あまり積極的に披露してほしくないことも
あるかもしれませんね。
例えば…
- 花嫁さまのご懐妊
- お二人の馴れ初め
- 学歴や職業について
など。
後になって、
「あれは言ってほしくなかった…」
という後悔を感じてしまわないように、
言ってほしくないことの要望も、
実はとても重要です。
遠慮せずに伝えてくださいね!
5.名前や肩書きの確認・読み方などの注意点
新郎新婦のお二人の名前はもちろんのこと、
ご両親やご家族、ゲストの名前の
読み間違えはあってはならないこと。
ゲストの名前や肩書きを
間違えることは、
とても失礼なことですよね。
祝辞やスピーチ、余興など出番のある方は
必ず司会者から紹介されますね。
このような方々の情報も司会者にきちんと
正しく伝えましょう。
具体的には、
- 名前(よみがな)
- 肩書き(よみがな)
- 新郎または新婦との関係
- 人柄やエピソード
といった内容です。
このような情報も、
事前にまとめておくとよいでしょう。
伝え漏れなども防げますよ。
式場によっては、
出番のある方々の情報を
まとめて記入する用紙が
用意されていることも。
プロフィールシートと共に、
事前に担当者から
渡されることもあります。
このような専用の用紙があれば、
情報をまとめやすいですね。
結婚式の司会者との打ち合わせの回数の平均は?
式場で依頼する司会者の場合、
打合せの回数は“1回”
ということがほとんどです。
式場によっては2回以上打合せができる
場合もありますが、
いずれの場合も基本の打ち合わせ分は
司会料金に含まれています。
どうしてももう1回打ち合わせをしたい!
という場合には、
追加料金で対応してもらえる場合もあります。
式場によってルールが異なりますので、
気になる方は担当者に確認してみましょう。
中には、
司会者には1回しか会えないの?!
と不安に思う方もいらっしゃるかも。
しかし、たいていの場合は、
打ち合わせ後もメールや電話でやり取りが
できる場合が多いので、
保留になっていた事柄も
司会者と直接連絡をとりあって
確認することができます。
打合せ後のメールや電話のやりとりで、
司会者との絆や信頼感が
より深まっていきますよ♡
結婚式の司会者との打ち合わせの時間は1回どれくらい?
司会者との打ち合わせの時間は、
1~2時間です。
いちばん多いのは1時間半(90分)。
この90分の中で、
前述の
- 披露宴のテーマやイメージ
- 二人のプロフィール・馴れ初め
- 披露宴のスケジュール・プログラム
- 紹介してほしいこと・紹介してほしくないこと
- 名前や肩書きの確認・読み方などの注意点
といったポイントを伝えます。
非常に限られた時間となるので、
やはり必要なことは事前にまとめて
打ち合わせに臨むと安心ですね。
まとめ
披露宴を成功に導くためには、
司会者との綿密な打ち合わせが
欠かせません。
お二人の思いを、
お二人に代わってゲストへ
届けてくれる司会者。
安心してすべてをお任せできるよう、
しっかりとした信頼関係を
築いていきましょう。
司会者との打ち合わせは、
披露宴が近づいた時期に行われます。
司会者とよい打合せができると、
当日のイメージがわいて、
より披露宴が楽しみになりますよ♪
司会者との打ち合わせが
充実した時間となるように、
ここでお伝えした5つのポイントを
お二人で確認しておきましょう。
また、結婚式でお世話になった方には、
お礼の気持ちを伝えましょう。
司会者へのお礼については、
こちらの記事も参考にどうぞ☆
⇒結婚式の司会者のお礼は必要?心づけの相場や渡すタイミングも
お二人とは運命共同体ともいえる司会者。
ぜひ素敵な信頼関係を築いてくださいね♡