結婚式のクライマックス。
会場全体が暗くなって、
しっとりとした曲が流れ出す。
新郎新婦にはスポットライトがあたり、
マイクが渡される・・・
これぞ結婚式のTHE定番!
涙、涙の花嫁の手紙です。
ちょっと照れくさいけれど、
普段なかなか伝えられない
感謝の気持ちを素直に伝えられる
絶好のタイミングですよね(^^)
でも、伝えたいことはたくさんあるけれど、
いざ手紙にするとなると案外書けないもの。
私が担当してきたお客様でも、
結婚式ギリギリまで書かず、
「寝れずに朝までかかりましたぁぁーーー!!!泣」
と言いながら本番を迎える
花嫁さんも多くいました(~_~;)
- “花嫁の手紙を上手に書くポイントが知りたい!”
- “出来れば例文があれば助かる!”
などの声に応えて
今回はちょっとしたポイントで
花嫁の手紙をグッと感動的に
完成させるコツをご紹介します♡
この記事に書いてること♪
両親への手紙の例文は構成が重要!“書き出し”から“結び”まで
手紙を書く時にまず意識したいのは構成。
「書き出し・展開・結び」の順番さえ
守れば整理しながら書く事ができるので
書きやすく、聞いている人の耳にも
入りやすくなります。
書き出し
- 親への呼びかけの言葉から始める
- 現在の心境(感謝の気持ち、緊張している など)
- エピソードへ続く前フリ
- 話の導入なので短く簡潔にまとめることがポイント
展開
- 父、母それぞれとの思い出やエピソード、今の素直な気持ち など
- この部分はゲストをあまり意識せずに素直に書くと自然で◎
結び
- 感謝の言葉
- 新生活への決意
- 新郎の家族に向けての言葉
- しめくくりの言葉
前向きな空気になるような文章内容と明るい晴れやかなトーンで読み上げるのがポイント。
それでは例文を紹介しますね。
花嫁の手紙の例文~基本編~
お父さん、お母さん
今日まで私を大切に育ててくれて
本当にありがとう。
ふたりのおかげで今日という
幸せな日を迎えることができました。
○○年間、ふたりには心配や
迷惑ばかりかけてしまいました。
でもそんな私を見放さず、
いつまでも温かく見守り支えてくれて、
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
照れくさいけど、ふたりに手紙を書きました。
普段はなかなか言えない素直な気持ちを
今日はこの場を借りて伝えたいと思います。
お父さんは~
(人柄・エピソード・
尊敬するところ・想い など)
お母さんは~
(人柄・エピソード・
尊敬するところ・想い など)
これまでたくさんの愛情を注いでくれて
ありがとうございました。
お父さんとお母さんの娘に
生まれてこれて本当に幸せです。
私はふたりのような夫婦が理想です。
今日からは○○さんと一緒に、
笑いの絶えない明るい家庭を
築いていきたいと思っています。
お父さん、お母さん、
これからも夫婦仲良く長生きしてください。
そして、またたくさんの思い出を
作りながら親孝行をさせてください。
今まで本当にありがとう。
最後になりましたが、
○○さんのお義父さん、お義母さん。
新しく○○家の家族として
温かく迎え入れてくださって、
本当にありがとうございます。
至らないところの多い私で、
これからご迷惑をおかけすることも
あるかと思いますが、
末永くよろしくお願いします。
まだまだ未熟者の私たちですが、
長いみちのり、
ふたりで力を合わせていきますので、
どうぞこれからもよろしくお願いします。
ーーーここまでーーー
大まかな構成や流れは例文をベースに、
あとは自分の言葉で置き換えると
自然な仕上がりになります♪
こちらにも手紙の書き方や
他の例文をまとめてますので
チェックしてくださいね♫
また手紙を読むときの曲も
重要だったりします!
こちらの記事に、
曲をまとめてありますので
参考に聞いてみてくださいね。
⇒結婚式の曲で感動を演出!手紙の時に流したい邦楽・洋楽10選
花嫁の手紙で感動させる3つのポイント
手紙を書いていると、
どうしても行き詰ってしまうのが
実際のエピソードの部分ではないでしょうか?
うまく手紙を書けない花嫁さんには
- 『あれもこれも書きたくてまとまらないパターン』と
- 『うまく書こうとして言葉が出てこず進まないパターン』
の2種類の傾向があるようです。
手紙の定番でよく使われていて、
かつ感動的になりやすい
話のパターンをご紹介します!
どれかひとつくらいは
当てはまるエピソードがあるのでは?
1.定番のエピソード例
- 両親との絆を感じるエピソードを盛り込む
- ゲストも共感できる愛情あふれる話で盛り上げる
- 迷惑を掛けたことを振り返る
- 具体的な感動エピソードを入れる
- 子供の頃のエピソードを入れる
- 社会人になり親のありがたさを感じたエピソードをいれる
- 自分と親の似ているところを紹介
- 両親を尊敬していることを伝える
- お父さんになぞらえて、新郎の人柄を紹介し、両親を目標にする
- 「今まで言葉に出せなかったこと」を伝える
- ストレートに感謝の気持ちを伝える
- 心から幸せだったことを伝える
- これからも親子であることを強調する
- 自信を持って、幸せな結婚生活を宣言
2.お父さん、お母さん それぞれ個別にメッセージを
手紙の中には具体的なエピソードや
思い出話を盛り込むのがオススメですが、
出来ればご両親まとめてではなく
お父さん・お母さんそれぞれ
個別にメッセージを宛てると
より一層感動を呼びます。
そうすることで、家族だけでなく、
親戚や親しい友人などご両親の顔や
人柄を知っているゲストにとっても、
心に響く特別なスピーチになるでしょう☆彡
3.兄弟へのメッセージも入れて大丈夫?
「両親への手紙」は、お父さん・お母さんにしか
読んではいけないと思われがちですが、
兄弟に宛てたメッセージを入れてももちろん◎
一般的には両親だけへの手紙が定番なので、
読まれたご兄弟は驚いて感激するのでは?
兄弟姉妹が大人になっても仲が良い事は、
ご両親にとっても、きっと嬉しいことだと思います(^^♪
ただ、手紙の長さも気になりますよね。
そういう方には、こちらの記事に
詳しく書いてますので
ぜひ、参考におすすめです。
花嫁の手紙!片親の場合はどうするの?
家庭の事情で片親の場合
ご両親が揃っていない片親の場合でも、
もちろん花嫁の手紙を読むことが出来ます!
ご自身やご家族としてその事実を
あまり言いたくない状況の場合は
何も事情を言わずに
「お父さん(または、お母さん)へ」とだけ
手紙を読み上げればOK◎
また、他界されている場合は
「天国のお父さん(または、お母さん)へ」と
手紙を読み上げても良いでしょう。
「花嫁姿を見て欲しい」と、
他界された親御様の席をつくり
結婚式の間は席に写真を
置いておく事はよくあることですし、
最後に手紙を読むことも
決しておかしなことではありませんので、
直接伝えられなかった想いを
しっかりと読み上げてくださいね(^^)
花嫁の手紙なんて恥ずかしい?晩婚の場合
「年も年だから、両親への手紙はちょっと・・・」
とおっしゃる大人の花嫁様も多いです。
・・・が、結婚適齢期が
遅くなっているこのご時世、
晩婚だからって何も
恥ずかしいことはありません!
年齢を重ねてきた分だけ、
ご両親に伝えたい想いや感謝の気持ちが
たくさんたくさんあるはずです。
「結婚するのが遅くて
心配をかけてしまったけど、
こうやって○○さんという
素敵な人に出会い、
お父さん・お母さんに花嫁姿を
見せることが出来て幸せです」
など、『心配をかけたけど、
今とても幸せ』ということを
強調すると、ご両親もきっと
安心してくれるはずです(*^^*)
素直な気持ちで「ありがとう」を伝えよう♡
自分の親に感謝はしているけど
言葉に出して「ありがとう」と言える機会は
一生のうちでもなかなかないもの。
いつか言おうと思っているうちに、
照れくさくずっと言えないままという事も。
結婚式ではそんな想い伝えるチャンス!
声を詰まらせ、涙をこらえて、
一言ずつ噛みしめながらの「ありがとう」。
そんな感動の名シーンを、
あなたの言葉で素直に伝えてくださいね(*^^*)
- 花嫁の手紙は文章構成が命!
「書き出し」「展開」「結び」の順番を守ろう - エピソードはお父さん、お母さんそれぞれに具体的に!
- 事情は色々あるけれど、読んではいけない花嫁の手紙は無い!
人生の節目でもある結婚式、思ったことを素直に書こう
結婚式で感謝を伝える場面と言えば
他には席札もありますよね。
ただ、1人ずつ考えるのも
大変だったりするので
例文をこちらの記事に載せているので
参考にしてくださいね♫
⇒結婚式のメッセージ!席札でもらって嬉しい一言の例文【立場別】
最後にゲスト全員に感謝の気持ちを伝える
謝辞も重要です!
こちらの記事の例文を参考に
作ってみてください。
例文を参考にして
感謝の気持ちをゲスト全員に届くように
準備しましょうね。